郁天杏子(かがみきょうこ)


[2007年2月卒業]

6年です。
スタジオCANに入会してから卒業まで6年かかりました。
私が入会した時に1年生だった小学生が最初の義務教育を卒業すると言うことです。永かった…。
と言っても義務教育と違って後3年も通えば終わりと言うわけにもゆかず、役者を続けてゆく限り修行は永遠に続くのです。

学生時代、私はとにかく勉強が大嫌いで学校の授業が苦痛でした。社会人になって暫くして演劇の世界に足を踏み入れることになり、自分で月謝を支払ってレッスンに通うようになって、科目は違えど初めて勉強するようになったと思います。

これから先もけっしてこの勉強は卒ることなく、頭だけでなく身体全身を使って学んでいかなければならないと思うとちょっと気が遠くなりますが、これから年を重ねていくなかでまだまだ学ぶ事ができる自分はとても幸せなんだと、今は思います。



[入所当時]

「役者と乞食は3日やったらやめられない」
なるほど、その通りだと思います。「人生踏み外した...」と思いつつきっと足を洗えないのだと思います。
私はCANに入る前、養成所(のようなところ)に通い、舞台にも立ちました。それはそれは酷いありさまでした。演出家からはダメ出しなどというレベルでなく、しまいには溜息しか出てこない状態でした。2回ほど舞台に立ちましたが、あまりにも自分の出来なさ加減にいたたまれなくなり逃げるように養成所を辞めました。
しかし辞めて冷静になってみると「今まで高い月謝払ってきて自分は何してたんだ?」と段々自分に腹立たしくなり、せめて何をしていたのか(演技とは何か)くらいは理解しようじゃないか!と言うことで某お稽古事情報誌で目にとまったのがスタジオCANでした(今思えばこれが「人生踏み外し」の第一歩と言うことでしょうか)。

入門して最初のころは色々と戸惑うこともありましたが、回数を重ねていくうちに養成所時代の先生の言葉を思い出し、「こういうことだったのね。そりゃぁ溜息もつきたなるわな...」と思えるようになってきました。 結局はどの先生も教える事は同じなわけですが、CANの先生の「赤ちゃんの離乳食バリに噛み砕いた」教え方が私にはあっているようです。 先生はどんなに出来の悪い生徒でも本人が諦めない限り決して見限ったりしないことは確かです。高い月謝を払って養成所を転々とし全く成果が出ず、かといって演劇を断ち切ることも出来ない方、一度CANに来てみては如何でしょうか?いろんな意味で道が開けるかもです。



プロフィール

出 身 地 神奈川県横浜市
サ イ ズ 170cm 55kg B84 W61 H89  
趣味・特技 スキューバ・ダイビング バック転 バック宙 ※只今殺陣修行中
主な出演 舞台   「カレッジ・オフ・ザ・ウィンド」萩本役
舞台   「里見八犬伝」墨壷婆役
舞台   「蛮玉殿」ハヤブサ他
舞台   「淡雪の頃」和田敏子役
舞台   「煙が目にしみる」原田泉役
舞台   「夏色の風」早智子役
舞台   「日曜日ナビはオルガンを弾いた」牧師役
舞台   「ジュリエットたち」千夏役
特   徴 良くも悪くも楽天家
所   属 フリー


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